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2018 01,01 00:00 |
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2018年 明けましておめでとうこざいます
新しい一歩を踏みだそう 私は、新年にいくつかの目標をたてます。ほとんどが今年はどこに旅行に行くなどの願望です。そのうち、実際に目標が実現できるのは少ししかありません。大半が翌年に計画延期になり、没になる目標も多くあります。周到に準備したにも関わらず、パスポートの残存期間の不足のため、空港で搭乗拒否されて旅行に出発できなかったこともありました。負け惜しみですが、それでも良いと思っています。なぜなら目標がなければ、実行できないし、翌年の再挑戦もないからです。 目標が実現できない言い訳は幾らでもあります。仕事で忙しかったときは、体力はあったのですが暇がありませんでした。 今は、暇は増えましたが体力がなくなりました。しかし、本質は意欲の問題です。また、失敗を恐れる心が新しいことに挑めない理由です。意欲、つまり、気力や根気を持つためには、何かキラキラしたような目標があることが必要です。結局、新しい目標を見つけ出すことが大事だと思います。新しいことに踏み出すには一歩目の勇気が必要です。 (鎌倉海岸から夕陽の江の島と富士山を望む、吉川撮影) つい先日、高尾の森で、新しい一歩を踏みだす光景を見ました。申請に丸一年かかりましたが、やっと小下沢の都有林の森づくりの許可がおりました。日比野さん、小山さんの呼びかけで、師走の日曜に、初めての都営林の作業がありました。参加者は少ないのではと思い、応援にかけつけたところ、20名を超える方が集まっているのには驚きました。その中には、腰が痛い、ひざが悪いと言いながらも、アラウンド80の大先輩も、生き生きとして作業に加わっておられたのには、また驚かされました。あらためて、好奇心旺盛で、新しいことに踏み出す勇気をもっている先輩が、ますますお元気になるように思えました。 高尾の森づくりの会は、内部的には会員の高齢化が進み、小下沢国有林の作業環境も変わって転機を迎えています。 このため昨年からは、【①健康に留意しながら自ら楽しむこと➁仲間と切磋琢磨し、少し勉強すること③新会員獲得と次世代を養成すること】の3つを目的として、屋外と屋内の研修会や青少年の自然教室の開催などを会の新しい柱に位置づけてきました。 このような会の大きな目標に向けての具体化は、徐々に進んできてはいますが、さらに加速する必要があります。あえて言えば、重要課題であったニューフェイス(年齢問わず)の獲得も思うように進んでおらず、もっと会の若返りを図る必要があります。この一年の経験でも、会の従来の慣行やお決まりの作業にこだわって、保守的、内向的になってはいないかと自問する場面もかなりありました。 2018年はチャンスの年です。 2018年は、国の林業政策にとって大きな転機の年となるようです。国有林の営林事業は、新設の森林税を原資として、地方自治体に移管され、地方自治体は業務を民間に委託する方針と報道されています。この変化は、やがては国有林を借りる我々の会にも大きな影響を及ぼすでしょう。 また、2018年秋には、初めて東京で全国育樹祭が開催されます。それは公益社団法人国土緑化推進機構と東京都の共催事業として、武蔵野の森総合スポーツプラザ(調布市)で5千人規模の大きな式典が計画されています。全国育樹祭を盛り上げるために、林業や森に関係のある団体には、全国育樹祭の行事への参加が勧められています。 我々を取り巻く環境の変化にただ流されるのではなく、積極的に係ることによって、高尾の森づくりの会の目標達成のためのチャンスに変えることができると思います。国の林業政策の変化への対応は難しすぎますが、我々の本来の仕事である小下沢国有林の作業をしっかりと続けて、ボランティア団体としての存在感を増すことが重要だと思います。全国育樹祭に、会として積極的に係ることは、きっと将来、役に立つはずです。 さらに、会の行事についても、なるべく外部の団体との連携を進めて、オープンなものにしてゆきたいと考えます。高尾の森の行事に、会員でない方が参加してもらえる仕組みを考えましょう。外部との連携は、新しいアイディアや新人を招きいれることになると信じます。このためにも、勇気をもった新たな一歩が必要です。 もちろん、一つのことをしっかりと続けることも重要です。しかし、失敗を恐れずに新たな一歩を踏み出すことによって、高尾の森に新しい道を開くことになるでしょう。 楽しく森づくりをしながら、皆さんと一緒に知恵を絞って、汗をかきたいと思います。 高尾の森づくりの会 代表 吉川正幸 PR |
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